大磯野草園
by Ken1

大磯野草園 1- 31-

大磯野草園 36
 2007年09月04日(火)
暑かった夏が過ぎると、明け方には肌寒さを感じる程になってきました。テニスでも動きやすくなりました。

ムラサキシキブは、宝石のような輝きの小粒の実を連ねています。
ヤマイモにも花が付きました。小さい白い珠が上に伸びています。

ミョウガは1週間ぶりで見ると、花を咲かせていました。残念ながら、5倍体なので結実することはありません。日本には生姜と同時期に大陸から伝えられたようです。

早起きをして、アサガオの花を見つけました。こぼれ種から大きくなったものです。自然のままだと、夏よりは秋の花のようです。少なくともキキョウよりは確実に遅い花だと分かりました。
ムラサキシキブ ヤマイモ
ミョウガ アサガオ

大磯野草園 37
 2007年09月10日(月)
札幌からの帰りは、台風の上を飛び越えてきました。心配していたのですが、さすがジャンボ機、高空を飛ぶためか、ほとんど揺れもなく快適でした。

台風で、大磯の木造家屋は屋根が飛ぶかと思うほど風で揺さぶられた様ですが、何とか持ちこたえてくれました。

カキが、半分ほど落ちてしまいました。渋柿の処理方法。@アルコール蒸気にさらす。Aそのまま、渋を味わう。と言ったら、Bそのまま、捨てる、と言われてしまいました。土に戻すのがいいかも。ラ・フランスが落果してしまったという果樹園ほどの被害ではないのですが。

キキョウに虫が付きました。農薬は使いたくないので、捕殺しか有効な手段がありません。

セスジツユムシだと思うのですが、台風の落とした葉を片付けていたら、顔を見せました。触覚がすっと伸びているのが、気持ちいいほどです。

ムスカリが早くも春の準備に入っているように思います。球根の先に葉を伸ばしてきました。

トケイソウが次の世代の新芽を見せています。台風の来る前には半分ぐらいの大きさだったのが、成長して、巻きひげを伸ばすところまで大きくなっています。厳しい冬を越して、花の咲くのは来年です。
カキ キキョウ
セスジツユムシ ムスカリ
トケイソウ

大磯野草園 38
 2007年09月23日(日)
今回は、番外編で、北海道の花です。

旭川に宿を取り、北海道で最高峰の旭岳に登りました。ロープウエイから歩くこと2時間もかからず頂上に立てます。天気が良く、見晴らしは最高で、ナナカマドなどの紅葉が始まっていました。
次の日から一転して雨降り。美瑛、富良野は霧と靄の中。帰る頃になって日が差してきました。
ハギ ハス
不明 リンドウ
旭岳 不明
彩の丘
牧草 美瑛の草原

大磯野草園 39
 2007年09月24日(月)
秋分の日が来るというのに、暑い日が続いています。それでも、花たちは秋を示しています。

青シソが花を付けました。刺身の付け合せにするには惜しい気がする、白い花です。

台風にも耐えたカキが実を色づかせています。やはり青い空との相性がいいようです。

タマスダレは、カキの下で白い花を開いています。そばには、台風の後で落果した赤い柿の実が見えています。

ヒガンバナは、近くの畑の畦で咲き始めています。子供の頃には手腐れと呼んでいました。茎を交互に1cmほどで折っていくと、首飾りなどに出来るのですが、手に液を付けると腐るとも言われ、余り人気はありませんでした。

さて、明日は京都で結婚式です。
シソ カキ
タマスダレ ヒガンバナ

大磯野草園 40
 2007年09月30日(日)
あんなに暑い日が続いていたのに、雨になると、急に、寒いと感じるほど気温が下がりました。季節の変化は急激です。

前に名前不詳で出したムラサキゴテンは、パープルハートとも呼ばれる多肉植物と判明しました。

雨の中で女郎蜘蛛の糸が、水滴でキラキラ光って見えます。女郎蜘蛛は、この時期になると頑張ってたくさんの巣を作っているようです。

知り合いからいただいた地元の新ショウガの根塊が、新しい茎を伸ばしていました。
ムラサキゴテン 蜘蛛の糸
ショウガ

ホーム 大磯野草園