大磯野草園
by Ken1

大磯野草園 1- 31-

大磯野草園 46
 2007年11月26日(月)
東の庭のカキの木の下に生えている木々たちの冬支度の様子です。常緑樹とか、落葉樹で全く振る舞いが違います。厳しい冬に向けて、これから、花を開く木まであります。

クロガネモチの木は、常緑樹で、季節によって余り変わりませんが、成長をやめて、小さな芽を準備しているところです。

秋に香りのいい花を咲かせるキンモクセイも、春に備えて、よく似た芽を作っています。

ウメは、これから残っている葉を全て落として、枯れ木のようになって春を待ちます。この紅梅の芽は、花芽でしょうか。

ギョリュウバイは、秋の好天に誘われて、のんきに花を開きました。葉は、まるで針のように硬く尖っているので、松の葉のように水分の蒸発が少なく、このまま冬を越すものと思われます。
クロガネモチ キンモクセイ
ウメ ギョリュウバイ

大磯野草園 47
 2007年12月02日(日)
今年の紅葉は、色づきがいいようです。寒さが急激に来るのが、紅葉には適しているようです。その分、人様には寒さが身にしみます。カキの木の下から、南の庭にかけての木々の冬支度です。

切り倒された大きな根の傍に生えてきたケヤキは、実生の若木なので、紅葉は今ひとつです。

フヨウも、実生と思われますが、黄色が鮮やかです。朝日を浴びると黄金色に輝きます。

ウメは、徒長した枝を切らないといけないのですが、葉は、まだ緑色をしています。

ムラサキシキブの実も、葉が落ちる頃になると、少ししぼんでいます。

マンリョウの赤い実は、これから色づくところです。もう少し赤くなると、ヒヨドリが賑やかに鳴きながら食べに来ます。

ブルーベリーの葉は、いよいよ赤く染まってきました。落葉まで、あと少しです。

ブラックベリーの葉は、枯れ葉色です。
ケヤキ フヨウ
ウメ ムラサキシキブ
マンリョウ ブルーベリー
ブラックベリー

大磯野草園 48
 2007年12月17日(月)
大磯野草園の南の庭の植物達は、冬支度を整えたようです。冬のこの時期、日だまりとなって暖かい庭も、風情があっていいものです。雪の丹沢の南斜面で、風の来ない暖かい谷間にいる気分です。

クモの糸に落ち葉がからまって、風で揺れています。動きを見ていると飽きません。
クモの糸も日の光を浴びて輝いて見えます。

落ち葉が、一瞬、空中に止まって見えます。
南の庭で大木になったモミジは、ようやく紅葉が進んできました。
クモのオブジェ1 クモのオブジェ2
落ちる葉 モミジ

大磯野草園 49
 2007年12月23日(日)
月曜日に、鎌倉に出かけました。
今回は特別編です。
昼から曇ってきたので、極楽寺と長谷寺をまわって来ました。極楽寺の花はほとんど終っていて、ツワブキが目立ったくらいです。前日の日曜日は天気が良くて、夕日の沈むのが、とても見事だったと、長谷寺の茶店の人が言っていました。まあ、曇りの平日も、人が少なくて、それなりにいいものです。

サクラは四季咲きの桜のようです。冬になってから咲くのにはエネルギーがいるようです。

ツツジは狂い咲きでしょう。
キクは、まだ勢いが良いようです。

ミツマタは、蕾が開きかけでした。
シャクナゲも高山植物ではあるのですが、やはり狂い咲きと思います。
サクラ ツツジ
キク ミツマタ
シャクナゲ

大磯野草園 50
 2007年12月24日(月)
昨日、低気圧が通過して、夜中から今朝にかけて激しい北風が吹きました。夜が明けると、モミジの葉がすっかり散っていました。

モミジの落ち葉は、南の庭をすっかりおおって、ふんわりしたじゅうたんのようになっていました。

トベラの若木もモミジにおおわれそうです。不思議なもので、親の木が弱ってくると、こぼれダネの若木が成長してくるのです。

ギンモクセイの若木は、キンモクセイとヒイラギの雑種と目されますが、いつの間にか親譲りのするどい葉を伸ばしています。

南の庭には、花がなくなっていましたが、散ったモミジで明るく彩られました。
モミジの落ち葉 トベラの若木
ギンモクセイの若木 南の庭

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